本橋の橋けたは、専門の工場で製作し、大型トレーラーなどで現場まで輸送して、大型移動式トラッククレーンなどで架設します。このように、「事前に架橋地点以外の場所でコンクリート部材を製作すること」を「プレキャスト」といいます。また、公道での輸送を可能にするために「橋桁を短い部材に分割したもの」を「セグメント桁」といいます。
プレキャスト方式は、部材製作を行う専門工場には上屋や専用設備があるため高品質の部材を製作できます。さらに、現場での作業が少なくなるため、現場の施工期間が短くなり、周辺環境に与える影響を少なくできます。