❶主桁セグメントの製作・輸送 主桁は、長さが約31mもあるコンクリートの塊で、非常に重くて運べないため、工場で3つに分割(英語でsegmemt-セグメント-)して製作します。製作した主桁セグメントは、橋を架ける現場までトレーラーで運びます。 ❷主桁セグメントを接合・プレストレスの導入 分割して運んできた主桁セグメントを1本にするために、接合面に接着剤をくっつけて、セグメント桁同士がズレないように移動させて接合します。 その後、PC鋼材という鉄より強いワイヤーをセグメントの孔に通して、主桁にプレストレスという圧縮力を与えます。 ➌主桁の架設 主桁を、決められた場所まで運んで設置することを「架設」といいます。大善寺橋は、最大600tのものを吊ることができる大型のクレーンを1基使って、主桁を吊り上げ架設します。 側面図 平面図 3次元モデル